前頭側頭型認知症とは?

こんにちは☆

6月も残すところあと10日程ですね!

梅雨入りはしていないと発表されていたのですが、いつ入るのでしょうか…(^_^;)

 

さて本日は、認知症の種類についての最後の章になります♪

 

 

☆前頭側頭型認知症とは☆

 

前頭側頭型認知症とは「神経変性」による認知症の一つです。

脳の中にある神経細胞が徐々に減ってしまったり、一部に本来あるはずのない細胞が出来たりして、脳が委縮することが原因と言われています。

部位としては「前頭葉」や「側頭葉前方」の委縮が特徴的であり、他の認知症にはみられにくい、特徴的な症状を示します。

 

前頭葉・・・「人格・社会性・言語」

側頭葉・・・「記憶・聴覚・言語」

を主につかさどっています。

 

 

 

これらの部位が正常に機能しなくなると、以下のような症状が現れます。

 

【社会性の欠如】

万引きのような軽犯罪を起こす、身だしなみに無頓着になるなど、社会性が欠如します。

 

【抑制が効かなくなる】

相手に対して遠慮ができない、相手に対して暴力をふるう、度を越したふざけをするなど、自分に対して抑制が効かなくなります。

 

【同じことを繰り返す】

いつも同じ道順を歩き続ける、同じような動作を取り続けるといった、同じ行動を繰り返すようになります。

 

【感情の鈍麻(どんま)】

感情がにぶくなる、他人に共感できない、感情移入ができないといった、感情の鈍麻(どんま:感覚がにぶくなる)が起こります。

 

【自発性な言葉の低下】

相手に言われたことをオウム返しする、いつも同じ言葉を言い続けるといった、自発的な言葉が出にくくなります。

 

これらの症状が緩やかに進行していくのが特徴的であります。

 

 

 

さて、これまで4種類の認知症についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

次回からは認知症の予防についてご紹介していきます☆

それではまた来週お会いしましょう♪