毎月恒例の【哲学カフェ】の司会進行でもお世話になっている土岐博先生。
専門の学問の分野(物理学)においてだけでなく、地域のため、社会のためにと精力的に活動されています。
高齢者が社会や地域の人たちとかかわり続けたり、対話したりすることを重視し、哲学カフェではひとりひとりの意見を尊重しながら参加者の議論を盛り上げて頂いています。
そんな土岐先生の思いをご紹介します。
◆社会が明るく元気になってほしいという思いの実現に向けて◆
現在は71歳です。63歳の年齢で退職して、
我々は「戦争を知らない子供たち」
そこで、
その時に、「認知症」をターゲットにしようと決めました。
その時の私の思いは、認知症って病気なのという疑問です。確かに、徘徊や子供の名前を思い出せない。服を着れない。。。
でも、それを社会が「いいじゃない年寄りなんだから」
それは単に自分の思いです。そこで、大阪大学という医学、
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この勉強会(談話会)での結論は、「
およそ、生と死がある人間は老化し、
これを問題だというのは社会のあり方との整合性に起因します。
4世代が同居するのが当たり前の時代には家族の中で対応できたで
ところが現代では核家族になり、
社会とこの認知症が整合しないのです。
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私はいつも「自律の精神」が大事だと思っています。
その意味では、
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あまり長い文章にしたくないので、まとめます。「
とにかく好きなことをすることです。
次に社会に対する願いです。社会は認知症の人を受け入れることです。
私の小さな活動ですが、「哲学カフェ」
そこでは参加者は好きなことを話します。また人の話に耳を傾けます。