認知症の予防③

今回は認知症の予防シリーズ第3弾です!テーマは二次予防に関してです!

 

前々回でご紹介したように、二次予防というのは

早期発見・早期治療」の事を指します♪

 

 

今回は認知症の早期発見や早期治療はなぜ大切なのかをご紹介します!

それは・・・

 

1つ目に、認知症のような症状が出ていても認知症ではない可能性があるからです。

 

正常庄水頭症(脳の中に髄液が溜まっている状態)、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫によって認知症の症状が出ている場合があります。

 

これらは脳外科的な処置で劇的に良くなる場合があるのです!

 

そして甲状腺ホルモンの異常の場合は、内科的な治療で良くなります。

 

薬の不適切な使用が原因で認知症のような症状がでてしまう場合もあり、こうした時は薬をやめるか調整すれば回復します。

 

ところが!

こうした状態のまま長期間放置すると、脳の細胞が死んでしまったり、機能不全に陥って回復が不可能になります。

 

ですので一日も早く受診をして発見・治療していくことがことが重要です!

 

 

2つ目に、早期発見・早期治療のメリットとして、

 

アルツハイマー病ではお薬を服用することで、

 

進行を遅らせることが可能になります!

 

早くお薬を使い始めると健康な時間を長くすることができます。

 

 

3つ目に、自分の病気の事を理解できる時点で受診し、

 

少しずつ認知症に関して理解を深めていくことができれば、

 

生活上の障害を軽減することができたり、今後自分がどうやって生きていきたいかを考えて決めておくことで

 

その後のトラブルを減らすことや認知症になっても自分らしく生きていくことがも可能になります!

 

 

このように認知症において早期発見、早期治療が重要であるということがお判りいただけたかと思います。

次回は実際にどうやって早期発見・治療につなげていくかに関してご紹介します!

お楽しみ♪